海と地球、人を守るために
海と親しむことから始め、海を守ることにつなげていく
環境体験学習・環境保全・環境調査活動を行うプロジェクトです。
日本国内のこどもが海に対する興味関心・海への好意が薄れてきていることを深刻な問題と受け止めています。 それは、私たちは「海を守るためには、まず海が好きではないといけない」と考えているからです。
----- 「海を守りたい…」
この気持ちは、海が好きだからこそ生まれるものではないでしょうか。
私たちを励まし慰めてくれ、時には奮い立たせてくれる「海」。
それは私たちに大事な食糧や職業、レジャーまでをも与えてくれる大切な存在です。 ------ 海守 ------
海の環境問題が深刻化していく中で、追い打ちをかけるようにして
こども(若者)の海離れが進んでいます。
こどもへの海に関するアンケートを取った際に(海守担当者より)
海は嫌い 6割 海は好き 1割 その他 3割という結果が出てきました。
主な理由としては、危ない・怖い 臭い・汚いなど
危ない・怖いというのは、東日本大震災の津波のこともあり2011年からは今まで以上に進行している問題であり
最近では、親がこどもを海に行かせず、プールなどのより安全なところにいかせてしまう所が主な理由です。(安全志向の変化)
そして、臭い・汚いというのは、街が汚れていくことが大きな要因であり
どちらしにても、現代の生活を否定しているわけではありませんが、
間違えなく、今のこどもたちの生活(親が導く)に問題があると私たちは考えています。
(海のゴミのほとんどは街から来ています)
しかし、海にはプールなどでは学ぶことができないものが山ほどあります。
そして、日本という国は昔も今も海という自然の恩恵を受けて生活をしている国です。(観光・資源・安全・漁業・環境など)
それは、日本だけの問題ではなく世界的に海というのはなくてはならない重要なものです。
ですから、海が好きな人だけに関係することではなく地球の7割を占める海が与える影響は世界中だれにでもあるものです。
なのに、汚れていく海をきれいな海に取り戻そうと活動している人は少なく
さきほどのアンケートにあった通りにこのままでは、今のこどもが大人になったころには今よりもずっと少ない人しか海を守らなくなってしまいます。
私たちはその問題を解決するために、こどもを海に行かせる(好きになってもらう)ために活動(こどもを主な対象とした環境保全・環境体験活動)をしています。
それが、海とふれあいプロジェクトです。
その活動をこどもが旗を振って始めていくことこそ
社会に衝撃を与え大きな意味があると思っています。