閖上復興こども会議
閖上復興こども会議は、閖上中学校に通っていた中学生を中心に2012年4月に発足しました。地元の建築家の方々などのご協力と閖人(ゆりんちゅ)と共に、閖上の未来つくり(復興プランの作成・アンケート)やディスカッション、こども神輿の復活、灯篭つくりなど、コミュニティを一番にした活動を行っています。受験などの理由で最近はなかなか活動することができていませんが、大人になってもこの活動は続けていきます。
2015年6月 再開閖上復興こども会議
閖上で津波を経験したメンバー2人と、仙台・名取支部のメンバー、東京のメンバーが集まり閖上復興こども会議が約1年ぶりに再会しました。私たちから見た震災を報告書として記録に残し、また次の世代、閖上以外の街、命を守ることにつなげていけるよう提言をまとめ、名取市と国会議員会館等で提言を発表(記者会見)できるよう話しを進めています。
語り部
仙台・名取支部の発足は閖上地区で2011年3月11日、卒業式を終えたあとに津波に巻き込まれた籠島元支部長(現在も支部で活動中)からはじまりました。サブリーダーの七海もあの日閖上で津波を経験しました。七海サブリーダーを中心に、閖上のメンバーから首都圏のメンバーやCWPJの呼びかけで集まった方々に語り部を行っています。
フラッシュモブ
仙台・名取支部のメンバーを中心に首都圏のメンバーも応援にかけつけ、地域振興へフラッシュモブを行っています。閖上港朝市様にご協力をいただいて、朝市の会場でもフラッシュモブを実施しました。これからもフラッシュモブを通じて街と10代のコミュニティーの振興につなげていきます。
側溝捜索活動への参加
側溝捜索に、首都圏に所属するメンバーと仙台・名取支部のメンバーで夏休みに参加しました。毎日、毎週末全国からボランティアの方々が集まっている中、私たちは微力にしかなりませんがSTEPの皆さんが受け入れてくださり本当に感謝しています。
そのほか、閖上港朝市での活動、追悼式のお手伝いなど、私たちのできるコトから活動を行っています。
●CWPJ首都圏主催による活動
浦安地域での復旧支援どろかき
当団体では、昨年2011年3月11日の震災直後の3月13日よりボランティアの募集を開始し、3月15日から新浦安でのどろかきのボランティア活動(液状化による被害)を千葉支部と共に4月はじめまで実施しました。当時の報告はこちらから日にちごとにご覧いただけます。
●チャリティーコンサート
2011年5月3日に東京にて、アンドリア・ポンピレオさん 彩花-iroha- さん Free・the・children・Japanにご協力をいただき、チャリティーコンサートを開催。あしなが育英会の津波遺児基金に集まったお金から寄付させていただきました。その後、2012年1月5日に中野ZEROにて第2弾も開催、そちらは閖上復興こども会議に届けてきました。また福島第一原子力発電所の事故を受け、こども同士で原発の事を話しあうパネルディスカッションを開催しました。
震災から間もなく、なにをどうすればよいのかわからないなかでのチャリティーイベントではありましたが、被災地での活動とも上手くマッチングでき、また訪れた方々からも応援のエールをいただき、とてもよかったと思います。ご協力いただいた皆さまには改めてお礼申し上げます。
●励ましメッセージを被災地へ
震災直後より、まずは被災地の方々へと、インターネット上で掲示板をオープンさせ応援メッセージを集めました。そのあと、多くのチャリティーイベントに出させていいただいたときにブースを出して応援メッセージを集めたり、街の一角をお借りして閖上のこどもたちにメッセージを集めたり、インターネットで集まったメッセージとチャリティーイベントで集めたメッセージをあしなが育英会東北レインボーハウスへお渡ししたりと、被災地に応援メッセージを届けています。